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  • 池袋シネマ・ロサ

心の中の打鐘を鳴らせ!
シネマ・ロサほか絶賛公開中!

『競輪』と『自転車』が紡ぎだす心温まるオムニバス映画。玉野競輪全面協力。現役競輪選手も出演。

吉本興業の【地域発信型映画】の取り組みから、岡山県玉野市と吉本興業がタッグを組み玉野市の魅力発信を“映画”により実現。
多数の吉本興業所属芸人出演でのコラボを受け、玉野市のシンボルでもある『玉野競輪』が本作品に全面協力。ロケ地提供はもとより、現役競輪選手である三宅伸選手をはじめ所属選手が数多く出演。

第一話の主演に抜擢された三宅選手は、時代の変化に馴染めず葛藤を抱きながらも、誰よりも競輪に情熱を捧げるベテラン選手を好演。
脇を固める江西あきよし、ハロー植田、ネゴシックスら個性豊かな面々との撮影でも軽快なやり取りをみせ、映画初出演とは思えぬ自然体の演技で映画を盛り上げている。

第二話では尼神インター・渚とジミー大西による二人での物語をファンタジー要素で上手く落とし込み、玉野市のロケーションを美しく表現。
透き通るほどの海や、目を見張る夕焼け空など、絶景の中を無我夢中で自転車を走らせる渚の姿に、心地よさを感じられる爽やかな作品に仕上がった。

そして第三話「氷と油」では、最近ではTBS日曜劇場『ドラゴン桜』で“個性的な英語講師”に扮し、役者としても注目を集めたゆりやんレトリィバァと、高い演技力を生かしたコントに定評のある空気階段・水川かたまりが、玉野市で生まれ育った若者を演じる。
そんなふたりと生まれも境遇も異なる“移住者”という役どころを担うのが、園都と空気階段・鈴木もぐら。彼らの出会いと交流を、シュールな笑いを交えながらハートフルに描く。

各話に登場する豪華個性派キャストたちが、本作でしかみられない表情や魅力を開花させながら、街のシンボル“競輪”と“自転車”が紡ぎだす、不思議な温かさをまとった物語を創り上げた。

新進気鋭の映画監督・蔦哲一朗による、圧巻の映像美。

監督を務めるのは『祖谷物語 おくのひと』(2013年)で第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門スペシャル・メンションを受賞した 蔦哲一朗 つたてついちろう。本作品はフィルム撮影にこだわり、撮影後にデジタイズ。それにより現在の主流であるデジタル撮影では表現しえない趣のある映像に仕上げ、玉野市の自然・芸術を圧巻の映像美として映し出す。

  • 第一話 美しき競輪

    街や競輪がクリーンなイメージを期待されている昨今。時代の狭間に取り残された中年競輪選手・大島(三宅伸)の物語。まだ引退する年齢ではないが、新しい流れに乗ることもできず、毎日をやきもきと過ごしていた。そんな大島に残されていたのは、結局は競輪場とライバルとなる仲間たちだった。

  • 第二話 渚のバイセコー

    三十路を過ぎた女性漁師の渚(渚・尼神インター)は、毎日海に出ていた。ある日、浜辺に打ち上げられていた自転車を見つける。渚はその自転車がすごく気に入り、海には出ずに、街中を乗り回して離れようとしない。しかし、そんな渚をよく思わない父(ジミー大西)が、渚の自転車を捨ててしまうのだった。ラストにファンタジーな展開が待ち受ける、童話のようなお話。

  • 第三話 氷と油

    造船所で働いている玉野市育ちの素直子(ゆりやんレトリィバァ)と浩(水川かたまり・空気階段)。ある日、浩が仕事を辞め、オシャレなカキ氷屋で働き始める。理由は東京から移住してきた美人のモモ(園都)だった。浩に片想いしていた素直子は、モモのことが気になって仕方がない。玉野市のことを卑下する素直子と、芸術あふれる瀬戸内の玄関口である玉野市を褒め称えるモモ。次第に素直子と浩の関係に亀裂が生じてくるが、彼らを繋ぎ止めてくれたのは、小さい頃から身近にあった町のシンボル・競輪だった。

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